当院では、内視鏡検査(胃カメラ)を積極的に行っております。事前にお電話または窓口でご予約いただくことができます。
検査結果は当日、画面を見ながら説明いたします。検査方法は人気の鼻から(経鼻)または口から(経口)をお選びいただけます。
当院では富士フィルム株式会社の高画質、高精細画像装置と経鼻用スコープを導入しています。
今までは径の太い経口用スコープと経鼻用スコープを患者さまのご希望などで使い分けていましたが、最新設備導入に伴い、太い経口用スコープは廃止して細い 経鼻用スコープですべての検査を行います。今までの経鼻用スコープは太い経口用スコープに比べ、見える範囲が狭い、画像がやや悪いという欠点がありました が、最新設備では見える範囲も広がり、画質も格段に向上しました。多くの方が希望されている鼻からの胃カメラが当院でもお受けになれます。
■当院導入画像プロセッサーの特長
- 先進の画像処理技術で高画質、高精細
- 画像処理を切り替えながらの詳細な観察が可能
■当院導入経鼻用スコープの特長
- 視野が従来の120度から140度に拡大
- 先端がテーパー加工され、挿入しやすい
- 吸引力向上、水切れ向上による検査時間の短縮
経鼻内視鏡(鼻からの胃カメラ)検査の特長
「オエッ」という吐き気がほとんどない。
口からの内視鏡検査で吐き気が起こるのは、舌の付け根の舌根という部分に内視鏡がふれることで咽頭反射が起こることが原因です。異物などを吐き出そうという防御反応なので、ひたすら耐えるしかありません。これに対して経鼻内視鏡では「鼻から挿入した内視鏡は鼻腔を通って食道に入って行く」ので、舌根にふれることがなく、咽頭反射はほとんどありません。
話をしながら検査ができる。
口から内視鏡を挿入すると、口がふさがれてしまうためしゃべることができませんが、鼻から挿入すると、検査中に話をすることができます。実際の画像を見て、医師と話しながら検査をすすめることができます。患者さんにしゃべってもらうことで、信頼関係も生まれ、安全な検査にもつながります。体感時間も短く感じられるようです。