当院の超音波検査

img54c2fbe548ca8当院では日立アロカメディコ製の最新装置を導入しています。超音波(エコーともいいます)による検査はプローブといわれる装置を体にあてるだけですぐに画像が表示できるため、短時間で、多くの情報を得ることができます。超音波検査がどのような病気の診断に利用されるのか、代表的なものをご紹介します。検査は院長または日本超音波医学会認定資格を持つ技師が担当します。

頚動脈

  • 頚動脈の壁の厚さを測ることで、動脈硬化の有無や程度を調べます。
  • 頚動脈に石灰化やプラークで血管の狭い部分が無いか調べます。プラークというのは血管の壁が部分的に盛り上がっている病変部をいいます。
  • 椎骨動脈(頚椎の中を通る動脈)の流れを調べます。この血管が狭くなると、めまいの原因になる場合があります。

甲状腺

  • 甲状腺の大きさ、形、血流をみることで、橋本病やバセドウ病、甲状腺炎といった病気の診断を行います。
  • 腫瘍(良性・悪性)がないか調べます。
  • 副甲状腺の異常を調べます。副甲状腺に異常があると骨粗しょう症の原因になる場合があります。

頚部リンパ節

  • リンパ節の炎症や、かぜなどによってリンパ節が腫れていないかを調べます。
  • 悪性腫瘍からの転移がないかを調べます。
  • あわせて唾液腺(顎下腺、耳下腺、舌下腺)の異常がないかも調べます。

 

乳房

  • 腫瘍(良性・悪性)がないかを調べます。当院の装置はしこりの硬さを評価するエラストグラフィ(組織弾性イメージ)という乳がんの検査に有用な機能を搭載しています。
  • 乳腺症の診断を行います。
  • 痛みが強いとき、膿みが溜まっていないか調べます。
  • 男性の胸が腫れたり、大きくなってきたとき(女性化乳房といって加齢や肝臓の病気、ホルモン異常によって起こります)その様子を調べます。

 

肝臓

  • 腫瘍(良性・悪性)がないか調べます。
  • ウイルス性・アルコール性などの肝炎の状態を調べます。
  • 脂肪肝について調べます。肝硬変に進行する脂肪肝もあります。

胆のう

  • 腫瘍やポリープがないか調べます。ポリープは大きさの経過観察が必要です。
  • 胆石の診断を行います。
  • 胆のう炎の診断を行います。

膵臓

  • 腫瘍(良性・悪性)がないか調べます。腫瘍の中には血糖に影響を及ぼすものもあります。
  • 膵炎の診断を行います。

腎臓・膀胱・前立腺

  • 腫瘍(良性・悪性)がないか調べます。
  • 腎結石や尿管結石がないか調べます。
  • 腎動脈に異常がないか調べます。腎動脈が狭くなっていると、高血圧の原因になる場合があります。また、動脈瘤(血管が瘤のように膨らむ)や奇形がないかどうかも調べます。
  • 大きさ・形を調べます。腎不全になると腎臓は萎縮していきます。
  • 前立腺の大きさを計測し、前立腺肥大を評価します。

脾臓

  • 大きさ・形・周囲の血管を調べます。肝硬変になると脾臓は大きくなり、血管の異常がみられます。貧血でも脾臓が大きくなる場合があります。
  • 腫瘍(良性・悪性)がないか調べます。

消化管

  • 胃や大腸に腫瘍がないか調べます。
  • 炎症で壁が腫れていないか調べます。

 

その他

  • 骨盤内に悪性・良性腫瘍が無いか調べます。(卵巣や子宮など)
  • 腹水が無いか調べます。
  • 動脈瘤(どうみゃくりゅう)など、腹部血管の異常が無いか調べます。
  • 下肢の静脈に血栓が無いか調べます。エコノミー症候群を疑うときや足のむくみが強いときに検査します。
  • 皮下のできものの診断をします。